GSR250、ブレーキをかけるとグググと引っかかる。のお話。
皆さま、こんにちは!
今日は、高橋真麻さんのお誕生日!
相模原のスズキバイクショップ
AUTO☆ALPHA KOIDEの三代目です。
歌がすごいですね!!!
あとは真面目で、お父様が桃太郎侍!
お誕生日おめでとうございます!
先日、 GSR 250でフロントブレーキをかけるとグググと引っかかる
と、ご相談を頂きました!

表現が難しいのですが、「ブレーキがゴリゴリする」や「ブレーキがガリガリする」
と言う表現でもあったりするのかな?
原因は何個かあるものの、ブレーキレバーとマスターシリンダーピストンの接触部分が
段付きで摩耗してしまっていることが多いです!

そうなると、マスターシリンダーのピストンカップセットの交換
いわゆる、フロントマスターシリンダーのオーバーホールになります!
ということで早速作業にかかります!

マスターシリンダーのキャップを開けます!
ダイヤフラムが完全に変形してしまってます。
ブニブニに膨らむと、漏れの原因にもなるので、定期的に交換した方がいい部品です!

ダイヤフラムを取ると、ブレーキ液が見えてきます!

量を覚えておき、抜き取ります!
そうしたら、マスターシリンダー本体を取り外します!
外したホースの先はゴミが入らないように保護します!

ここから分解作業に入ります!

レバーを外し、

ブーツを取ると、クリップが見えてきます!

それを取ると、マスターシリンダーピストンカップが取れます!

分解ができたら、お湯を作りながら浸けておきます!

お湯の方が汚れが浮き、よく取れるので効果的ですよ(*・ω・)

洗えたら、丁寧に乾燥させます!
水はブレーキフルードの天敵です!

乾いたら、ピストンカップセットを組み付けます!

まずは、スプリングを取り付け、ブレーキ組み付け用の潤滑剤を塗ります!

マスターシリンダーにカップセットを入れ、

クリップで固定をしますが、向きに注意しながら組み付けます!


そしたら、ブーツを取り付け、マスターシリンダーの組み付けは完了!

お次は、レバー!

まずは、綺麗に清掃し、
ピストンが当たる部分を少しならし、マスターシリンダーに取り付ける準備をします!

そしたら、マスターシリンダー本体を車体に組み付けます!

しっかりとハンドルのポンチマークを見ながら組み付けます!

綺麗にした、ユニオンボルトと新品のワッシャーガスケットでホースとマスターシリンダーを取り付けます!
ブレーキ液を入れ、ブレーキ経路内の空気(エア)を抜きます!

新品のダイヤフラムを取り付け、キャップをしたら、作業完了です!

これでしっかりとブレーキレバーがピストンを押し、スムーズにブレーキが効くようになりました!
皆様も今一度、ご自身のバイクのブレーキレバーがしっかりとピストンを押しているか確認してみて下さい!
グググと引っかかる感触があると、要注意です!!!
今回もしっかりと作業をさせて頂きました!
これで安心してお乗り頂けるかと思います!
また何かありましたら、ご相談下さい\(^^)/
この度は、ご利用ありがとうございました!!!