アドレス110、カチャカチャと異音がする。のお話。
皆さま、こんにちは!
今日は、高橋英樹さんのお誕生日!
相模原のスズキバイクショップ
AUTO☆ALPHA KOIDEの三代目です。
グレープカンパニーへの移籍も、もう数年前になるんですね(・ω・)
早いものです(・ω・)
当時はだいぶ騒がれましたね!
お誕生日おめでとうございます!
先日、アドレス110でカチャカチャと変な音がするとご相談頂きました!
早速シートを取り外し、音の確認をします!
カチカチやカチャカチャといった音が確認できます。
こういう場合、犯人は「カムチェーンテンショナーアジャスター」であることが多いです!
長い名前ですね(・ω・)
要約すると、「カムチェーン」の「テンショナー(押さえるもの)」を「アジャスト」するものです!
(最後がルー語っぽくなってしまいました。)
部品としては、エンジン上部にある丸い筒のようなもの!
まずは、外側から調整機構を少しいじります。
これでうまく動けばセーフなのですが、今回は上手く動かないようなのでアウトです!
取り外すのに、スロットルボディが被さっているので、ずらします!
根本のネジを取外し、
ずらしました!
あとはネジ二本で取れます!
今回はガスケットが綺麗に本体側に付いてくれました(・∀・)ラッキー
これがアジャスター本体です!
新品との比較!
一番縮んでいる状態です。
伸ばすと…
倍くらい違いますね(・ω・)
取り付けは上下があるので、それに注意し、
ガスケットを新品にし、
取り付け!
最後はロックのピンを取外し、伸ばします!
キャップは忘れがちなので、要注意です!
スロットルボディを戻したら、
配線などを戻し、エンジンをかけ、音の確認!
終わったら、未実施のリコールも一緒に作業させて頂きます!
前を開け、
メインスイッチの交換!
ホーンスイッチ、セルスイッチの交換!
駆動系を開け、
メインはナットの交換ですが、
バックプレートも交換!
最後はクランクシャフトの点検!
フレッティングというものをチェックしますが、問題なしですね(`・ω・´)
外した部品を戻し、
新品のマグネットを取り付けます!
マフラーを戻し、
最後に充電電圧をチェックし、作業完了!
アドレス110はリコールが多く出ているので、異音修理とは別で少し時間がかかりました!
ですが、どれも慣れたものなので、サクサクっと終了!
こちらの異音は放置しすぎると、大きな故障にも繋がる可能性があるので、早めの対策をオススメいたします!
異音に関しては、今回は「金属の打音」といわれるもの!
同じ音質でも故障個所は違う可能性もあるので、一例としてお考え下さい!
音も無事止み、不安なリコール箇所も改善でき、一安心でしたね!
これからも細かいメンテナンス等はお気軽にご依頼下さいませ(´▽`)
ご依頼ありがとうございました!!!